2023年 ゼミ合宿報告 浪岡ゼミ 7月

 

2023年に行われた7月以降のゼミ合宿の様子を数回に分けて掲載します。

【2023年7月7日〜2023年7月8日  合宿地 ;伊東 山岸園】

20ks 吉田屋さん

⚫️今回浪岡ゼミは伊東で合宿を行いました。1日目は伊東に移動した後、通常のゼミの授業のように、レジュメの報告・卒論のテーマについての報告を行いました。通常のゼミよりも時間が長いことから、普段よりもディスカッションの時間を長くとることができ、普段よりも多くの意見を交わすことができたのではないかと思います。また、卒論報告では、学年問わず意見をもらうことができた。自分は1週間前に卒論報告を行っていたこともあり、前回の報告からあまり改善することができなかったことが反省点として挙げられます。しかし、ほかの人の報告を聞き、自分の卒論の問いに対するアプローチを考えることができました。ゼミの終了後は先生も交え夜中まで懇親会を行いました。

2日目は小林さんによるワークショップを行いました。住民参加についてのワークショップで、「特定の人が求めているものだが、全体に利益がある」ものを考え、一人ひとり別の特徴・求めるものが割り当てられ、なりきって議論を行いました。お互いがどのようなものを求めているかを考え、求めることが違っている中で最善の選択を出すことの難しさを感じました。ワークショップの終了後は宿泊先周辺の店で昼食をとり、解散しました。

20ks 細川さん

⚫️昨年度まで新型コロナウイルスによる影響で合宿行うことが難しかったため、今回の合宿は3、4年生の関係の活性化を目的に、伊東の山岸園で行われた。夕方ごろに集合し、一日目はそれぞれの卒論テーマ報告をした。学生含め全員が報告者に対しコメントすることを定め、進めていった。学生は通常ゼミで卒論テーマ報告をしてきた中で、それをライティングカウンターでブラッシュアップしたものや、変更をしたものを報告した。執筆に進めるためやるべきことを、浪岡先生だけでなくライティング支援の小林先生からも助言を頂いた。夕食をとり、いつものゼミ同様文献報告と議論をし、その後懇親会をした。

二日目は小林先生にワークショップをして頂いた。ここでは市民参加をテーマに、参加型予算について学習をした。参加型予算の導入の過程と期待、そして事例を学んだあと、学生は実際に役を振り分けられ、ある行政区の住民として議論をした。具体的な提案まで漕ぎつけなかったものの、参加型予算がどのような人たちで会議されているのかを実感することができた。

今回の合宿は懇親が目的なのもあり、特別なことはしなかった。他の学生の考えやコメントを聞き、先生方からのアドバイスを頂くことで、4年生はとくに夏季休暇の間にするべきことを具体的に考えられた。また、懇親会をすることで知らなかったお互いの一面を知ることもでき、有意義な合宿にすることができた。