コロナ感染症にまつわる留学時出入国特別費用の補助を行いました。

この度のコロナ禍に伴う本学国際学部生の出入国において、他国に留学していた学生、本学に留学していた学生の中にも多大な被害を被ったものがおり、YISAでは今年度特別緊急補助として補助を行いました。

学生から寄せられた多数の申請書をもとにYISA運営委員会において慎重な審査を行い、受給者を決定いたしました。

その報告の一部を本人の了承を得て掲載いたします。

18ks Sさん

この度は、特別補助金のご支援をいただけることとなり誠にありがとうございます。

1年前休学し1年間の留学をする予定でしたが、不測のコロナウイルスの蔓延により余儀なく帰国することとなりました。その際、度重なる帰国便のキャンセルや航空会社からのキャンセル料が支払われず、ただでさえ支出の多い私費留学に経済的に重い負担がかかってしまいました。また私の家族は祖父を含めた5人で生活しており、家族の感染リスクを鑑み1ヶ月間隔離生活先が必要でありそちらの家賃も重なり、予期せぬ経済的負担が多く、今回の補助金のおかげで経済的負担が軽減されたこと、本当にありがとうございます。

また精神的にも先が読めないこの状況にカナダの学校の多くのクラスメートも帰国してしまい、現地の方々も初めてのこの状況に立たされた中混乱の中にあり私自身も含めて不安でした。

現地では失業率が50%に達する報道に加えてそれの影響による治安の悪化もまた不安要素となる中私自身の家族も海外におけるアジア人に対するコロナ差別も起こっているとの報道もあったことで心配をかけてしまいました。

帰国して2ヶ月ほどたった今もなお深刻な状況が続く中で、明治学院大学は留学を志す学生が数多く在籍していることもあり、現留学生の不本意な帰国やこれから留学を志す学生にとってはとても苦しい状況が続いています。少しでも早く現状が回復し、学生が純粋に目標に向かって努力することができる日常に戻ることを心の底から祈っています。

 

17 ks Nさん

2019年秋学期から協定校留学を利用してイギリスに留学し、コロナが原因で3月24日(火)に帰国してきました。

帰国してから、3月24日~4月11日までの19日間、羽田空港近くのホテルに宿泊していました。(政府指定のホテルではありません)

自宅隔離をしなかった理由は次の二つです。①無味無臭かつ風邪気味で新型コロナウイルスに該当する症状があったこと、②私(海外帰国者)が帰宅すれば、両親は仕事を休まなくてはいけないことを考慮し、実家に帰宅できませんでした。

また、羽田空港近くの某ホテルに宿泊した理由は二つあります。①公共交通機関は使えないこと②羽田空港徒歩圏内のホテルを探したのですが、安値で泊まれるいくつかのホテルは海外帰国者を受け入れてくれないことです。

コロナウイルスの疑いがあったので、PCRの検査をしたいと保健所に申し出ましたが、無味無臭で軽症なので検査を受けることが出来ませんでした。陰性か陽性かわからないため、政府指定のホテルに移れることはありませんでした。

また、私の両親は周りの友達の両親より少し年齢が上で60代、陰性か陽性かわからないまま、実家に帰れば家族に感染させてしまうかもしれないと思い、帰れませんでした。

 

確かに任意でそのホテルに宿泊したのは事実なのですが、出費が大きいことに加え、

私は春学期に明学に復学をしたため、留学の奨学金25万円を受け取ることが出来ず、奨学金でホテル代を補填することができませんでした。

(以上。報告書より一部抜粋)

 

この度のコロナ禍において皆さんが被られた困難に対し、心よりお見舞い申し上げます。