林公則ゼミ ゼミ合宿報告

YISAでは国際学部のゼミ合宿への補助を行っております。

以下、2020年1月23日〜2020年1月24日に行われた林公則ゼミ、ゼミ合宿の報告です。

林ゼミ 合宿日時 : 2020年1月23日〜 2020年1月24日
合宿地 : ファミリーロッジ旅籠屋・富士都留店、都留文科大学

16ks 柴田さん

  試験期間が明けた直後の2日間を利用し、今年度卒業論文の執筆にあたった
4名と林先生は山梨県都留市を拠点に開催されたゼミ合宿に参加した。1日目は都留文科
大学で林先生が非常勤講師として受け持っていた11名のゼミ生と、2大学合同での卒論
発表会を行った。その後両校の学生同士が交流する機会が設けられ、2日目は引き続き
一部の都留文科大学生と都留市及び周辺地域を巡るフィールドワークに出かけた。山梨で
1000年は続いてきたとされる機織り文化を中心に、食や自然環境の特徴の感じられる場所
を訪れた。また合宿中の発表のフィードバックを受け、翌週30日に明学で行われた2・3
年と保護者向けの卒論報告会の準備に着手した。
 今回の合宿で一番の収穫だと感じているのは、多種多様な卒論テーマについての意見交換が2校の大学を交えて実現できた点である。一人ひとりが自分のテーマについてのみ多少の専門性を有している状況の中、他人の主題については良くも悪くも素人目線だった。しかしだからこそ、今まで想定していなかった視点から各々が卒論を見つめ直す貴重な機会となった。それまで深く考えたことのなかった「ワンイシュ―政党」や「夫婦創性論」などについて、約1年かけて調査・研究をしてきた本人から具体的な意見を聞くことができた。
また、2日目に訪れた山梨伝統の機織り産業を保存・継承するのに役立っている施設では、
どのように伝統文化が現代まで生き残って来たのかについて考えることができた。実際の
布生地を手にすることで、明治維新や高度経済成長期などの時代や技術の変化にその都度
適応してきた地域産業の柔軟性が感じられた。さらに「ファクトリーブランド化」という
伝統的生産者の新たな可能性に興味が湧いた。個人的に卒論で扱ったテーマと関連してお
り、引き続き調べたい題材と出会えたゼミ合宿となった。
大学生活の最後にこのような学びの機会を得られることについて、ご協力いただいた都留
文科大学林ゼミのみなさん、及び林先生に感謝の意を表したい。また後輩世代にも大学が
提供する当制度などの有効活用をぜひして欲しいと願う。