2024Reunion 盛会のうちに終了しました
12月8日(土)2024Reunion 終了いたしました。
退職教員、現役教員、卒業生、在学生合わせて150名以上を超す参加者があり、懐かしい先生方や多方面で活躍されている卒業生のお話を伺うことができました。
2025年の開催は12月6日(土)です。また多くの皆様のご参加をお待ちしております。
<Reunionに参加した在学生からの感想>
パネルディスカッション2の国際学部はどう変化したのかというテーマから参加しました
が、今回初めてリユニオンに参加したというのもあり、多くの OBOG 製が参加しているこ
とに驚きました。話のなかで昔はバスが無かったことや、冷房が無かったことなどいろいろ
な話を伺えてとても楽しかったです。また卒業生の方が様々なキャリアを歩んでいるのを知
って、就職した後にそこでずっと働くのではなくていろいろな生き方があるということを再
確認できて、将来に可能性を感じました。そのあとの座談会でも、これまでにお世話になっ
た先生に挨拶もできたし、かかわることのなかった後輩たちとも話すことができてうれし
かったです。またパネルディスカッションで登壇されていた方にキャリアの相談や、ために
なるお話を伺うことができてとても充実した時間になりました。ごはんもおいしくて行っ
てよかったと思いました。(21ks)
・卒業生の方々(メディア関係の仕事)のお話
朝日新聞で働く鮎沢さんは、ニューヨーク市立大学大学院を卒業したと聞き、私も来年から
交換留学でニューヨーク市立大学に行くためとても驚いた。黑木さんのお話を聞いて、ジュ
ンコアソシエーションやカリフォルニア大学留学など、明治学院の恵まれた環境でありがた
いと仰っていて、私も明治学院でできることはすべて経験したいと思った。篠塚さんの他の
留学生に潜り込んで休学して1年間フィリピンに留学したエピソードと、他の卒業生の方々
のお話を聞き、すべては行動力が鍵だと感じた。
『南北問題からグローバルサウス〜この 40 年で世界はどう変化したのか〜』
勝俣先生のお話は本人が仰っていた通り、色々な話題に飛んでとても楽しく聞くことができ
た。グローバルサウスについて、東⻄の対決に南が巻き込まれたくないという説明をしてい
たのが印象的だった。通貨問題・移⺠問題に振り回されたくないというのが根本の問題意識
だと知り、新らしい視点を学んだ。高橋さんの、「開発経済は数字で研究するように変わっ
た。途上国の80%がワクチン接種済み。40 年間で、状況はとても良くなっている。全体
の傾向を見るには、小さな問題ばかり見てはいけない。」という言葉がとても印象的だった。
私はアフリカの経済発展に興味があり、今学期重富ゼミのレポートでは「日本人の国際協力」
について書く。しかし、より”⻑く大きな視点で、どこが良くなっていてどこが良くなってい
ないのか、改善している分野は、もっと良くするのはどうしたら良いか”という考えの重要
さをしばしば忘れてしまう。私はニジェールの乳児死亡率など小さな範囲の事象を調べて
いると、全体像を見ることの大事さを忘れがちなため気を付けようと思う。改善していない
ことの一つは環境問題にあると仰っていて、私は今まで、各分野の問題を部分的に個別に見
ていたことに気が付いた。国の経済発展にはまず環境に恵まれているかが基本で、そのあと
に技術や政策が作用するのだろう。だから、気候と紛争は関係しており、世界平和や平等化
には切っても切れない事柄だ。国同士の格差を広げる原因の40%は気候によるという統計
があり、もっと気温が上がれば紛争はもっと増えるという事実にも驚いた。気候変動の重要
性を忘れてはいけず、根本的な解決には何が必要かということを考える必要があるのではな
いだろうか。紛争による死者数は減少傾向だが紛争は増えているということは、国内紛争が
多く、死者は出ていなく、つまり彼らは隣国(途上国)に逃げ、難⺠となっているというこ
とである。難⺠受け入れ・帰れない問題は現在大きな問題だとは知っていたが、これからよ
り多くの問題を抱えることになりそうだと感じた。どう受け入れて、安定性を構築していく
のか、脱成⻑論への関心が沸いた。行動力だけでなく、学力をつけなくてはいけないなと思
った。好奇心をより探求することが、本当の国際協力が叶うのではないだろうか。(22ks)