▽安重根義士記念館

K.K.:次の日は、「安重根義士記念館」に行ったね。彼の生い立ちとか、なぜ伊藤博文を暗殺するに至ったのかとか、処刑されるまでの人生とかを蝋人形で再現してた資料館だった。

 

J.G.:俺はここの資料館が、一番見てて面白かった。

 

M.K.:私もそうかな。

 

K.K.:どんなところが面白かった?

 

J.G.:他の資料館は解説が中心だったけど、ここはストーリー性があって分かりやすかった。

 

M.K.:音声ガイドとか、日本語の冊子ももらえたから理解しやすかったよね。それに、蝋人形で、裁判の様子とか、駅で暗殺された様子とかが表現されてて、視覚的に印象に残ってる。

あと、安重根がどういう人だったのかを知れたよね。日本だとテロリストっぽく捉えられがちだけど、その印象がすごく変わった。

 

K.K.:そうだったね。ハルピン駅の伊藤博文が暗殺された場面では、安重根はもちろん、伊藤博文がうずくまっている様子とか、伊藤博文の周りの人やロシア兵の焦った顔とかが表現されてて、印象的だったよね。

あと、安重根には血書を書くために指を切ったっていう逸話があるけど、そのレプリカもあって衝撃を受けたな。

 

 

▽徳寿宮/重明殿

K.K.:最終日は、ホテルの近くにあった「徳寿宮」に行ったよね。

 

M.K.:そうそう、景福宮の離れみたいな所だよね。

 

K.K.:うん、伝統的な韓国の様式の建物と西洋的な建物が真隣に立っていて、不思議な空間だったなぁ。

それから、徳寿宮から少し離れた所にある「重明殿」に行って、第二次日韓協約が結ばれた場所を見てきたよね。実習の最後の最後で、日本が韓国を併合した条約が結ばれた場所に行けて、この実習を改めて振り返れた気がする。

 

M.K.:そうだったね。資料の展示のされ方がすごくハイテクだったし、日本語の解説もたくさんもあったよね。日本人はあまり行かなさそうだけど、行かなくちゃいけない所だなって思った。

 

J.G.:うん、でもこの日は最終日で、すごく疲れてたから、俺はあまり勉強する気なかったなぁ(笑)

 

M.K.: 徳寿宮では、一通り見たらベンチに座ってた子も多かったよね(笑)それで、「阿部先生は最終日も元気ですごいね。」って話したよね。

 

K.K.:その後は、空港に行ってご飯を食べて帰国したんだけど、まさか、そこからコロナで会えなくなるとは思わなかったね(笑)