▽景福宮

K.K.:次の日はまず、「景福宮」っていう、ソウルの代表的な観光名所に行ったね。ここは、観光地として有名なんだけど、私たちは「乙未事変」のルートを「植民地歴史博物館」の案内をしてしてくださった日本人の研究員の方々に、解説をしていただきながら辿ったよね。
M.K.:そうだね、乙未事変って、李氏朝鮮最後の王妃の閔妃を日本軍人たちが暗殺した事件なんだけど、その軍人たちが実際に閔妃を暗殺するまでのルートを歩いたね。
K.K.:韓国が日本に併合されてからは、景福宮の一番目立つ所に「朝鮮総督府」が建てられたって教えていただいたよね。それは、朝鮮の方々のアイデンティティを傷つけることも目的だったっていう話が衝撃的だったな。
M.K.:景福宮ツアーの最後に日本人研究者の方が、「チマチョゴリとかを着て、景福宮に来る日本人は多くいるんだけど、建物を見て『全部<再建>された物だから、<偽物>じゃん。』って言う人も多いんですよね。 日本には京都とか、昔から残っている街並みがあるから、そう思ってしまうんですけど、なぜ<偽物>なのか。なぜ<再建>されたのかを考えると、日本の植民地支配の影響が大きいんですよ。」って仰っていて…。
私もよく韓国旅行に行くから、景福宮に行ったのも初めてではなかったんだけど、そうやって意識したのって初めてで。やっぱり話は被っちゃうけど、知らなかった事実とか、そういう深い部分を知っていくことで、物事の見方が変わるなって思ったな。
M.I.:そうだね、重要なことだよね。
K.K.:それから、全然学問的じゃないこと言うと、この日めっちゃ寒くて、敷地内にある水路みたい所の水も凍ってたくらいに、寒かったっていう事が印象に残ってる(笑)
M.K.:雨降ってたしね。この日は、一日中外の予定だったのに天気に恵まれなかったよね。この日以外は結構天気よかったのにね(笑)