▽民主人権記念館

K.K.:お昼の後は、「民主人権記念館」に行ったね。ここでは学生Aさんが本当に翻訳を頑張ってくださって…。本当にありがとうございました。

 

M.K.:ここの表記は本当に韓国語だけだったから、学生Aさんがいなかったら、一つも理解できなかったと思う。本当にお疲れ様でした。

 

学生A:うん、大変だった(笑)

 

K.K.:ここは、韓国の民主化運動についての資料館だから、私たちが専門として勉強してる、近現代における日韓関係とは少し違うんだけど、「人権」っていうテーマでは、共通してたよね。韓国の民主化運動の時に、政府の指示で運動家の方々を拷問していた場所が、そのまま記念館になってたよね。だから、すごく生々しさを感じたな。

私は、拷問部屋が異常に奇抜な色だったり、ストレスを与えるための照明だったり、とにかく気を狂わせるための施設だったのが、すごく印象的だったんだけど、皆は何が印象的だった?

 

M.K.:実際に拷問を受けて亡くなった、朴鍾哲さんの部屋がそのまま残っていて…。本当にこの場で拷問が起きてたんだっていう事を感じたのが、すごく印象的だったな。

それから、螺旋階段があったけど、目隠しされて、どれほど登らされるか分からないのに、拷問される事だけが分かっている恐怖感の中で、ひたすらに歩かされたっていうお話を聞いて。その後に、実際に階段上がった時、目隠しされてなくてもすごく怖かったから、連れてこられた人たちは、本当に怖かっただろうなって痛感したな。

 

J.G.:本当にね。俺もあの螺旋階段が一番印象的だった。

 

学生A:俺は、窓がすごく小さかったのが印象的だったな。なんで小さかったんだっけ?

 

K.K.:確か、そこに何日間監禁されているのか分からなくさせるために、日光が入らないようにしてたと思う。それから、自殺させない事も目的だったと思う。飛び降りしないように、絶対に人が通れない大きさにしたとか、首を吊らせないために、取っ手をなくしたとか、そんな理由もあったと思う。

 

学生A:そうだったね。

 

M.I.:私が印象的だったのは、資料として実際に血が付いた T シャツかタオルが置いてあった事かな。本当に流血するような拷問が起きていたんだなっていうのが、すごい記憶に残ってる。

 

M.K.:そうだね。学生だから私たちと同じくらいの年の人たちが、国の民主化に向けて命を懸けて頑張ったんだって思うとすごいなって。しかも、そんなに昔の話ではなくて、30年くらい前の出来事なんだよね。私がその時代に生きてたら、できたのかなって思った。

 

K.K.:それは私も思った。市民が勝ち取った民主主義なんだなって。

 

M.K.:うん、そうだね。学生の力ってすごいなって思った。