取材日: 2020/12/03
▽なぜ国際学部に入ったのですか?
明治学院高校の出身なのですが、受験をするかそのまま明治学院大学に進学するか迷っていました。当時は心理学か英語を使った勉強をする学部に入りたいと思い、調べてみると明治学院大学の心理学部と国際学部は看板の学部という事が分かったので、どちらかにしようと悩みました。高校3年間を白金校舎で過ごしたので、大学4年間は違う場所に通いたいと思い、また、高校生の終わり頃から英語や他の言語を使って世界の人々とやり取りができる仕事に就きたいと思っていたことから、国際色の強い経験を積むことができる国際学部を選びました。
▽学生時代はどのような活動をしていましたか?
学生時代は学業に励むことは勿論、友人との他愛のない会話を楽しんだり、サークル活動では10年以上続けているバスケットボールをしたりと充実した生活を送っていました。両親がボランティアに力を注いでいるので、地元の社会福祉協議会主催の東北ボランティアにも参加しました。また国際色の強い学部に入りたいと思って選んだ道だったので、短期ではありますが留学の経験も積むことができました。
今はコロナで友達と集まることはできないですが、限られている時間の中で有意義に友達と過ごしたかったので、就活のためのインターンなど、事前準備はあまりしなかったかもしれません。
▽卒業してからどのような経緯で現在のキャリアに至りましたか?
高校生の時から、英語を使うこと・色々な人と話す機会がある職種に就きたいと考えていました。英語を使って人と話す仕事となると商社や国際物流だと考え、様々な企業の説明会に行き、自分の雰囲気に合っているのは物流だと感じました。目立つ業界ではないという認識が一般的ですが、東北の震災やコロナで物の供給が追いつかない中、どんな時でも止まってはいけないという物流に興味を持ちました。コロナによって多大なダメージを受けた産業はたくさんありますが、物流の業界ではそのような状況でもモノを動かし続けることが仕事ということで、今振り返ってみても安定した良い選択をできたと思っています。メーカーのお客様からのお仕事が多いこともあり、コロナになってからの方がむしろ忙しくなりました。
▽現在のキャリアの魅力はなんですか?
やりたい人にはチャレンジさせてくれるのが私の会社の風土で、上司との距離も近く自分の意見も発信できるところです。物流企業と聞くと倉庫や現場系といった少し怖いイメージを持っていましたが、いい意味で裏切られました。現在は4年目になりましたが、配属されて2年目からリーダー社員になるなど責任を持たせてくれる会社なので、その点に魅力を感じています。入社時に目標として掲げていた海外赴任も、4年目という段階で挑戦させてくれる風土も魅力的だと感じます。
▽大変な面はありますか?
入社して3か月後に本配属。上司のもとで1年間仕事を教わった後、今度は自分が上司という立場で新規大口顧客の業務立ち上げを任されました。2週間、これまで関わったことがないお客さんの会社に在中して業務の引取やセットアップをしたことは大変でした。部下に仕事を落とし込むことについても、自分自身の知識もまだ1年程しかなかったので、どのように教えるか、どのように整理するかも迷いました。
▽社会人になるための覚悟とはなんですか?
森先生のゼミでプレゼンテーションや、グループディスカッションの時間が多くあったため、人の意見を傾聴し、自身の思いをしっかり伝える能力が付きました。大学生から社会人になるとコミュニケーションをとる相手は変わりますが、根本は変わりません。森先生のゼミでは、人とのコミュニケーションが多かったので、確実に力になったと思います。社会人としてマナーや仕事の仕方は入る前には大きく考える必要はないかと思います。実際に入ってみて、様々な人に触れて形成していく物だと思います。このように自分自身が社会人になる為の覚悟はあまりしていませんでしたが、強いて言うならば一人一人が会社の名前を背負うことになるので、“責任” がいつでもついて回ることには覚悟が必要です。両親や学校に守られていた身から、自分が会社を守る身になるのでその心構えは持つべきだと思います。
▽あなたにとっての国際学部とは?
本当に個性が強い学部だったと振り返って思います。様々な価値観を持つ人がおり、お互いがお互いを尊重して、それを発信していける場でした。多種多様な事を考えさせてくれる学部だと思っています。
▽在学生へのメッセージ
コロナ禍の影響でオンライン授業が主流の中、限られた時間でも授業での仲間とのコミュニケーションを大切にしてほしいです。そのコミュニケーションはどこでも生きてくるので、このような時期だからと放棄するのではなく、先生や友人との繋がりを大切にしてほしいと思います。
〇中村直生
2013年、明治学院高等学校から明治学院大学国際学部国際学科入学。バスケットボールのサークルや、東日本大震災のボランティア活動を実施。森ゼミ所属。
2017年、卒業後は物流企業に就職。
2021年から海外支社へ異動。
