取材日:2023/09/20

 

▽なぜ明治学院大学国際学部国際学科に入学することを決めましたか?

 私は高校生の頃から漠然と世界に興味を持っていました。政治経済の授業で国際情勢を学んでいくうちに現在世界で起こっている問題について勉強をしていきたいと思い国際学部のある大学を調べ、明治学院大学国際学部国際学科に入学することを決めました。

 

▽大学に入学してからどのような活動を行ってきましたか?

 私はワンダーフォーゲル部という登山をする部活に所属しています。私は運動をすることが好きですが、高校時代に帰宅部だったため、初心者でも入りやすいワンダーフォーゲル部に所属することを決めました。

 国際交流の活動でいうと、留学をしたことや中国語を学んだことが大きいです。中国語教室に通っていた時期もあります。

 

 

↑長野県にある八ヶ岳(左)と白馬岳(右)

 

▽なぜ中国語の勉強に力を入れようと思いましたか?

 国際学部に入学し、帰国子女など様々な英語のバックグラウンドを持っている人がいる中で、何か違う面で他の人と差をつけたいと思い、中国語を勉強し始めました。中国語に特に力を入れて勉強している人は少数であるということ、中国語に需要がありそうだということを踏まえて、中国語の勉強に力を入れることを決めました。

 

▽留学はいつ、どこに、どのくらいの期間行っていましたか?

 3年生の2023年2月から6月までの約5か月間台湾に留学に行っていました。

 

▽なぜ台湾に留学に行くことを決めましたか?

 私は最初英語圏に留学をするか、中国語圏に留学をするか迷っていました。比較的手頃に留学することができることと、英語と中国語両方を勉強することができるという理由から台湾に留学をすることを決めました。

 

▽台湾で生活をしてみて言語面で大変だと思ったことはありますか?

 中国語は日本語と違い、同じ音を発音しても声調が違うだけで相手に伝わらないことがあります。自分ではしっかりと発音しているつもりでも相手に理解してもらえない場面が多くありました。日本とは違い台湾の人は聞き返す時に「は?」と言ってくるため、少し怖く感じることもありましたが、最終的には慣れました。

 

▽留学を終えて、どのようなことが印象に残っていますか?

 台湾人も他の国から来ていた留学生も、良い意味で他人を気にしていない風潮がありました。例えば、台湾の大学では女子はメイクをせずに大学に行くことが当たり前で、服も部屋着のようなものを着ている人が多かったです。教授と話すときにもフランクにかしこまりすぎずに話している印象があり、羨ましく感じました。

 

▽台湾に留学中に大学内ではどのような活動をしていましたか?

 私は大学のボランティアサークルに所属して、週に1~2回活動していました。活動は全て中国語で行われました。

 

 

 

↑台湾留学中の写真

 

▽留学中に大変だったことを教えてください。

 私の場合は食事が大変でした。食事が口に合わないわけではありませんが、台湾料理が油を使っているものが多く、油を使っていないあっさりとした食べ物が恋しくなりました。

 

▽留学前後で中国語のレベルは上がりましたか?

 結論から言うと中国語のレベルは上がったと思います。留学前から中国語の読み書きは、日本語の漢字と似ている部分もあり得意でした。しかし、留学してからリスニングとスピーキングに苦戦しました。会話をする際に、文字に書いてもらえば、分かりますが聞き取りだけでは難しかったです。他の日本人もリスニングやスピーキングが苦手だと言っていましたが、逆にヨーロッパから来ていた留学生たちはリスニングとスピーキングが得意でした。

 日本に帰ってきてから観光地に行くと中国人や台湾人の観光客が多く、彼らが話している内容を理解できたり、会話ができたときに中国語力が上がったと感じました。

 

▽台湾に行ってカルチャーショックはありましたか?

 台湾では食べ物を何でも袋に入れる文化があり、とても驚きました。テイクアウトの注文をした際に、麺とスープがついてきたのですが、それぞれ直に袋に入れられて出てきました。また、台湾では外食文化が盛んで、家で自炊する人があまりいないことにも驚きました。

 

▽国際ボランティアの経験もある萩森さんですが、どの国にいつ、どのくらいの期間行きましたか?

 2023年の9月に2週間アフリカのルワンダという国にボランティアに行ってきました。

 

▽ルワンダではどのようなボランティア活動をしてきましたか?

 活動内容は大きく2つあり、1つ目はスラムで生活をしているお母さんたちが仕事をしている間、その子どもたちの遊び相手をすることです。2つ目は子どもたちやお母さんたちの昼食やお菓子を作ることです。

 

 

↑ルワンダボランティアの写真

 

▽なぜアフリカのルワンダにボランティアに行こうと思ったのですか?

 一番の理由はとにかくアフリカに行きたかったからです。1人でアフリカに行くとなると危険なイメージがあり、ツアーで行くと高額になってしまいます。他の方法を探した結果、日本人の方が経営しているボランティア施設がルワンダにありました。国際ボランティアには前々から興味があったため、ボランティアとしてルワンダに行くことを決めました。

 

▽ボランティアを終えての感想をお願いします。

 私は滞在から1週間後に胃腸炎になってしまいました。観光先ではご飯は買わないようにと受け入れ先の方から言われていましたが、お腹が空いていたため食べ物を買ってしまいました。おそらくそれが原因で胃腸炎になってしまい、3日間熱が出て、何も食べられない状態になってしまいました。

 このような経験を通して、海外に行くのは観光や短期的なものが一番楽しいと思うようになりました。私はルワンダに2週間滞在していましたが、海外に行くとき特有のドキドキ感が消えてしまい、慣れてくる感覚がありました。また、日本と比べて清潔さに欠ける部分があったため、嫌だと思ってしまう瞬間もありました。しかし、全てを総括するととても楽しかったです。機会があればまた国際ボランティアに参加してみたいです。

 

▽ルワンダ滞在中はどのような食べ物を食べていましたか?

 チャパティーというクレープのようなものをよく朝ご飯で食べていました。レストランは多国籍料理が多かったため、あまりルワンダの伝統的な料理を食べる機会はなかったです。ルワンダでは日本と違い、牛肉が豚肉や鶏肉が同じ値段で売られていることに驚きました。

 

▽ルワンダで感じたカルチャーショックはありますか?

 お金の両替をする時や町を歩いている時に、「Please money.」と言って物乞いをしてくる人が多かったです。大人だけではなく子どもも「Money money.」と言ってきて、日本では経験したことがないなので、驚きました。

 

 

▽あなたにとっての国際学部とは何ですか?

 私にとって国際学部とは、勉強したいことが勉強できる場所です。国際学部に入学し、絶対に他の学部では出会うことができないような面白い人に沢山出会うことができました。

 

▽将来の夢はありますか?

 ルワンダに行く前までは国際協力の分野で活躍していきたいと思っていました。卒業後は大学院に進学し、国際連合で働きたいと思っていました。しかし、アフリカに行ってみて、大変だと感じることが多く、海外に行くことは好きですが、長期間行くことによって、自分の中で満足して、慣れで終わってしまうように思いました。国際協力からは一旦離れて、日本国内で国際関係の仕事をしてスキルをつけ、その後国際協力に携わりたいという思いがまた芽生えたら海外で国際協力の仕事に携わっていきたいです。

 

▽読者にメッセージをお願いします。

 自分がやりたいと思ったことは時間とお金を気にせずに今のうちにやっておいた方が良いと思います。経験にお金を使うことはとても大切なことです。今しかできないという気持ちでやりたいことや好きなことをとりあえずやってみることが大切だと思います。

 

 

萩森圭杜 

2021年明治学院大学国際学部国際学科入学。 体育会ワンダーフォーゲル部所属。 2022年秋学期から井手上ゼミに所属、2023年秋学期からはBAEゼミに所属。